ネットショップ開業と法律

ネットショップを開業して運営する際に知っておきたい法律
ネットショップは、初心者でも簡単に始められるインターネットを利用した店舗です。
しかし、ネットショップを運営していくに当たって、守らなければならない法律上のルールは存在します。
法律をきちんと把握せずにネットショップを開業してしまうと、後々に大きなトラブルが起こる可能性があるので気を付けてください。
ここでは注意しなければならない法律について記載していきます。
<特定商取引法に関する法律>
ネットショップを運営していくに当たって、一番に考えなければならないのは、「特定商取引法に関する法律」です。
「特定商取引法に関する法律」は、2001年の6月1日に施行されたもので、販売価格や代金の支払い時期の明記・商品の引き渡しの時期・開業者の名前や連絡先の明記・申し込みに関する有効期限・メール広告への規制・クーリングオフの表記といったポイントに気を付けなければなりません。
インターネット上のサービスですので、自宅の電話番号を明記したくないという方がいらっしゃるかもしれませんが、法律ですので正確な連絡先を記入してください。
<個人情報保護法>
インターネットを使用してネットショップを運営していく際に、「個人情報保護法」に注意しなければなりません。
個人情報をしっかりと管理せず、開業者が漏らしてしまうとネットショップは廃業に追い込まれてしまいます。
そのため、顧客の情報が漏洩しないように、しっかりと管理しましょう。
<著作権・肖像権>
他の人が使用している画像や文章を真似すると著作権の侵害に、そして有名人やその他の人の写真を許可無く使用すると肖像権の侵害に当たります。
この2つの法律は、ネットショップを運営している事業者が犯しやすい法律ですので、気を付けてください。
文章を真似するといっても、引用であれば全く問題はありません。
きちんとルールを守って引用し、自分で用意した文章や画像を使用しましょう。